今年のプロ野球は、あさって26日に開幕します。
今年一番の話題は、楽天に田中将大投手が8年ぶりに復帰することでしょうか。オープン戦でも格の違いを見せつける場面も見られました。活躍が楽しみです。
阪神の新人の佐藤輝明選手が、オープン戦で6本のホームランを打って話題になっていますが、新人がオープン戦でホームランを打った記録は、長嶋茂雄さんの7本だそうです。こんなところでも記録を持っているとは流石ですね。
それともう一つ長嶋茂雄さんの幻の記録というのがあります。プロ野球にはトリプルスリーという記録があります。打率3割、本塁打30本、盗塁30個をシーズンで達成した選手に付けられる称号です。過去に達成した人は10人しかいません。その中で、ヤクルトの山田哲人選手が3度達成していることで注目されましたが、長嶋茂雄さんは、新人の年の1958年に3割5厘、29本塁打、37盗塁の記録を残していますが、9月19日の広島戦で、ホームランを打つも一塁ベースを踏み忘れたことを相手選手にアピールされ、そのホームランは取り消されたために、トリプルスリーが出来なかったという、如何にも彼らしい記録があります。
今年はコロナ禍の影響で、延長戦はなしで9回までの試合となります。当初は、試合時間を9時までに終了させるために、試合開始時間が5時30分とか、5時45分に早められています。入場者数も最大1万人までと、規制だらけの開催となります。オリンピックでは野球が復活するのですが、まだまだ先行きが見通せません。