娘が就学してから、毎日「勉強しなさい」という言葉を口にしています。
娘も聞き飽きたと言わんばかりに聞き流しているようですが、正直、こちらも言い飽きています。
先日読んだ本に「子供が勉強しないのは、大人がやらないからだ」と書かれており、なるほどなと思いました。
確かに言わなくても勝手にやっていることといえば「ままごと」や読書で、これは日常的に親がしていることをまねしているのかな…とも思います。人がしていることは、楽しそうに見えたりしますし。
人間の脳には、まねっこをしたくなる性質が備わっているということもよく聞きますので、確かに「大人がやらない(やっている場面に遭遇しない)から」という側面はあるのかもしれません。「子は親の背中を見て育つ」ということですね。
また、勉強は、何かやりたいことがあって、その目的を達成するために必要だと思えば自然と集中してできるものだという趣旨のことも書いてありました。例えば、趣味でお菓子作りをするのであれば、材料の分量を調節するのには算数で学んだことが必要になります。娘の好きなことを絡めて、その必要性を痛感させてこそというところでしょうか。