秋もすっかり終わってしまった感じですが、秋の味覚についての話をしたいと思います。
秋の味覚といえばキノコを思い浮かべます。私は長野出身のため、いろいろなキノコを見てきたつもりではいましたが、先日見たテレビで中国の雲南省で巨大キノコを探すというものがあり、調査で足を運んだ市場には様々な種類のキノコが売られており、こんなに沢山の種類のキノコがあるのかと驚きました。雲南省はキノコが沢山採れることで有名だそうです。タレントが地元のキノコ狩り名人達と巨大キノコを探し、収穫するところまではよかったのですが、面白かったのは、最後にタレントが道中採れた他のキノコと一緒に料理した巨大キノコを皆にふるまったのですが、全員遠慮してしまい誰も食べようとはしませんでした。しつこく勧めるとようやく箸を手に取ってキノコをつまんだのですが、食べるふりをするだけで誰も口には入れません。一瞬私はタレントが嫌われているのかと思いましたが、どういうことなのか通訳に聞いてもらうと、キノコによる食中毒を防ぐため、他人が取ってきたり調理をしたキノコは食べない習慣があるそうです。決して料理をしたタレントが嫌われていたわけではないとわかり一安心した次第でございます。私はキノコ狩りには行ったりしないので、食中毒の心配はそこまでしなくても大丈夫ですが、知らないキノコは食べないよう気を付けたいです。