クールビズが終了したとたん冬がやって来た。
スーパーで先月一玉98円で買っていたキャベツが先週は398円になっていた。
こうした日常的に使う野菜の価格はこんなに変動幅が大きくて、果たして大丈夫なのか?
和食、洋食に限らず副菜として当たり前に添えられ、町中華でも使用頻度が極めて高いキャベツがだ。
近い将来私達の食生活は、フェイクが蔓延して、ファストフード店で安価で口にする食材は堰を切った
ようにどんどん、なんちゃって食材化してゆき、食べ物も飲み物も、安定供給が出来る人工的な物が
主流となる事で、たまに自然な物にありつけるとその有り難みに感動なんかしたりして。
こんな近未来が耐えられない人々は、自然回帰して農村に移住し自給自足を目指すものの、現実はそん
な生優しいものではないだろう。
政府が、誰もが仕事が出来る場をどんどん地方に広げ、ある程度の収入が確保出来る環境がととのえば
地方で子育てし、生活をしたいと考える人は決して少なくないだろう。
季節は巡るはずの我が国は今や気候変動による影響だけでも人々の生活全般に渡り顕著に変化が出始め、
普通に生活する事の難しさを実感してしまう。
来春に向けて咲く花や、その先の新緑を来年もいつも通り迎えられるのか本当に心配である。