自宅近くのお寺の境内に15メートル程の大きな木があって、枝を広げ葉もかなり茂っていたのですが、
先日太い枝と少しの葉を残して剪定されていました。
何年か置きに植木屋さんが入って作業をしているようで、枝の間から空が見えて明るくなりました。
以前近所の方から聞いたところによると、その木にはカラスの巣があるらしく、
春先には親ガラスが葉の隙間から頻繁に出入りしていて、時々子カラスの鳴き声が聞こえる事もあるそうです。
今回枝を落とした木を見上げてもカラスの巣らしき物は見えませんでした。
カラスはイタズラをしたりゴミを荒らしたり、時には人や動物を襲う事もあって嫌われ者・悪者扱いですが、
子育てをしているとか雛の鳴き声がするなんて話を聞くと、
カラスだって必死に子育てしているのだなと思い複雑な気持ちになります。
カラスの味方をする訳ではありませんが、もし作った巣を毎年使っているのだとしたら、
来年の春に巣が無くなっているのを知ったらがっかりするだろうなと思ってしまうのです。
うまく共存できれば良いのですが、難しいですね。