今日は中秋の名月です。
中秋とは、旧暦の８月１５日を指します。
旧暦では７～９月は秋としており、そのちょうど真ん中にあたる
今日は１年を通して最も月が美しい時期と言われております。
ですが、今や９月は秋でなく、酷暑・夏ですね。

その９月は英語で「September」と言いますが
中学生の頃は、１～１２月の英語を必死に覚えておりました。
当時、その暗記で混乱したことを思い出しました。
October=１０月ですが、オクトパスとかけ、タコの足は８本→８月だと
一時勘違いしておりました。

※Octoはラテン語で数字の「８」を表しますが、実際は１０を指します。

同様に、前述の「セプテンバー（September）」の”septem”はラテン語の「7」を表し
セプテンバーは「7番目の月」という意味だそうです。

なぜ、”２”の違いが生まれるのでしょうか。
古代ローマで使われていた「ロムルス歴」が関わっているようです。
この暦は、月のサイクルと農耕シーズンを基に
１年の始まりは３月・終わりは１２月と、１年は１０カ月のみでした、
１，２月は農作業をしない死の季節として、暦に数えられませんでした。

その後、太陽の周期に合わせた１２の月があるヌマ歴が採用され
１年の始まりに２つの月が加わったため、セプテンバー以降の月（９～１２月）は２つ後ろにズレる形となりました。

最後に、セプテンバーと聞くと、
プロ野球・読売ジャイアンツの
阿部慎之助 監督が選手時代に登場曲として使用して代名詞となった「September」を思い出します。
今では東京ドームで巨人軍が勝利すると、Septemberが流れます。
ふとしたことから、色々と雑学が学べました。