7月に入ったばかりだというのにこの暑さは一体何なのでしょうか?今からこの調子ですと、本当の真夏の季節はどうなるのかいささか心配になります。ここ数年は毎年、前年の酷暑レベルを更新していく様な感があり、私の周囲でも日光に少し過敏となる方(私自身も含めて)が増えて来ていますので、皆様も是非注意を払って下さい。
さて、私は7月より所属するロータリークラブの会長となりました。会員数200名近くいる日本でも有数のビッグクラブですが、本業が多忙な中で迷うところはあったものの、今までこのクラブから戴いた数々の恩義(一番の財産は多彩な人間関係です)に対するささやかな恩返しとも思い、謹んで担う事としました。
昨日が初の公式会合だったのですが、11時から始まる理事会に引続き、12時半から1時半までの例会を予定通りこなすことができました。覚悟はしていたのですが、最初の30分は数々のセレモニーで壇上に出ずっぱり、その後の30分は就任挨拶で、昼飯は全て終わった後となりました。
この就任挨拶とはいわば施政方針演説の様なものですが、話した内容はまず最初に自分とロータリーとの出会いから現在に至るまでの推移、次に恒例により自分自身のプロフィール、そして三つ目にクラブとしてこの1年で何を行うか、目指すかということを、自分自身の考えるロータリークラブ像を交えて話しました。
プロフィールにおいては海外勤務時代の体験談などを話し、またこれからの活動方針については、会員お一人お一人がこのクラブに入会した目的や期待していたこと、そして会員である事の意義を改めて原点に戻って見詰め直し、そこからあるべき姿を考え、共に行動して行こうという話をしました。
とにかく時間厳守の会ですから、30分より短すぎずかつ超過せずの配分に気を配って準備を行い、本番に臨みました。
話している中途から、会員の方々が本当に真剣に聞いて下さっているのが良く分かり、より一層出力高く最後まで遂行する事が出来ました。
終了後に幾人もの方から労いとお褒めの言葉を戴き、更に帰社後は、やはり何名もの方から同様のお言葉をメールで頂戴し、私が話したことが多くの方の心に届いたのだなと嬉しく思いました。
私自身の本分はあくまで社業である事は良く心得つつも、これから1年間、自分の出来る範囲でクラブの為に尽くしていきたいと考えています。
まずは、いわば最大の山場であった初例会をしっかりと完遂させる事が出来、少しばかりホッとしている心境です。