先日のMHK・BS放送「吉田類のにっぽん百低山」で、我が故郷の”筑波山”が紹介されました。
標高877mとそれほど高くないながら、昔から「西の富士、東の筑波」と日本一の富士山に並び称され、
その優美な姿は多くの人々に愛され、日本最古の歌集「万葉集」にも数多く詠われています。
万葉集に収められている富士山を詠んだ歌は9首あるそうですが、「筑波山」はなな何と!25首もある
そうです。(これだけでもさすが茨城はすごいよね!!)
今回の番組では「恋の山・筑波山」というキャッチで紹介されていました。「常陸国風土記」にも記述され
ている”筑波の歌垣(うたがき・かがい)”をご存じですか? 男女が歌のやり取りをして、お互いの相手を見つ
ける何とも大らかで風雅なイベント(今でいう合コン?婚活パーテイ?)。声に出し、節をつけて相手への気持ち
を訴え、恋を成就させるための出会いの場だったとか?
筑波山には頂上に上るいくつかの登山道がありますが、そのあちこちに「万葉集」に詠われた筑波山の歌の
歌碑が建てられています。
「万葉の小径」、「萬葉公園」、「万葉古径」など筑波山歌碑マップで予め調べたうえで、筑波山登山を楽しん
でみてはいかがですか?