今週初の４月１日に男女１名ずつ、お二人の大学新卒の新入社員が入社しました。

　いずれもそれぞれ三度の面接を経て正式な採用となり、当社に迎える事となったのですが、お二人とも心身共に健やかで明るく素直な若者であり、会社にフレッシュな空気をもたらしてくれるものと期待しています。

　これから約１ヶ月の間、会社全体で研修を行い社会人としての第一歩を踏み出す事となります。先輩社員の方々には業務の傍らこの研修に協力をして貰うのですが、会社の将来にとって充分にその労力に見合う価値ある事であると信じていますので、皆で盛り立てて順調なスタートとなる様に努めて行きたいと考えています。

　現在の社会的環境は数年前と違って人手不足が顕著となり、採用にもより労力を要する状況となっていますが、その中で大いなる未来を感じさせる２名の若者に出会う事ができたのを嬉しくかつ有難く思います。

　人と人との出会いは正に縁ですが、これからお二人が社内外においてその縁を少しずつ広げていき、自分達の人生を切り拓いていく事を願っています。採用に関わった担当の方々も充実した表情ですが、その労を改めて労いたいと思います。

　我々が自分の人生において何をするにあたっても、最も大切となるのは人との出会いです。論語に「三人行えば必ず我が師あり」という言葉があります。人と出会い共に行動する事によって、我々は様々な事を学び成長していくという事です。

　当社の理念の第一も人を大切にする事です。社員の方々に良く話をしますが、会社の財産にはモノ、カネ、ヒトという三つがあるが、その中で最も大切なのはヒトである。何故ならばモノやカネからヒトは生まれないが、ヒトさえいればモノとカネは無限に生み出す事ができるからという事です。

　これからも皆が社内外においての縁を大切にし、ヒトを第一として会社の運営を図っていくことこそが当社の目指して行く道筋です。

　それにしても縁とは不思議なもの、我々が生きて行く事そのものが縁というもので成り立っているのではないかとも思います。

　過去の自分を振返ってみても、苦しい時に支援応援をしてくれた人が必ずあり、そこからまた道は開けてきました。勿論、まずは自助努力をしてこそですが、これからも人との縁や信頼というものを大切にして、社会の中で揺るぎない活動をして参りたいと考えています。