だいぶ前のブログでも書いたことがありましたが、三鷹駅と武蔵境駅の間にある三鷹跨線人道橋が
とうとう12月10日に通行止めとなり、取り壊しが始まることとまりました。
1929年に三鷹電車庫を開設する際に新設されました。全長93mの線路を跨ぐような形の橋です。
上に登ると、今の季節は富士山が綺麗に見えていました。太宰治ゆかりの地で、太宰が三鷹に住み
亡くなるまで、ちょくちょく訪れていた場所として有名です。
老朽化によって維持が困難になったことから、橋を所有するJR東日本と三鷹市で協議を始め、橋全体
を市に無償譲渡する案が検討されましたが、耐震工事に多額の費用が掛かることから、撤去することが
決っていました。そして、とうとう通行止めとなり、取り壊しが始まりそうです。
三鷹市は、橋桁の一部と、階段の一部を記念に保存するみたいですが、興味がある方は、年内なら
今のままの形が見られると思いますので、是非駆け付けて下さい。