今日の福岡は曇りベースで時々晴れ間も覗いています。最高気温は29℃ やっとホットコーヒーが美味しい季節になりそうです。
3月に脳出血で入院となった母(91歳)は要支援1から一気に要介護5へ。それでも何とか起き上がり食事も自分で食べられるまで回復し6月から特別養護老人ホームでお世話になっていますが、徐々に私たち三姉妹のこともわからなくなっていました。
そんな母ですが、9月に入ってすぐ目を覚まさなくなり呼吸はしているけれど呼びかけても反応がなくなりました。お医者様も入院して点滴したとしても、もって1、2週間くらいでしょうとの話でした。以前から母に確認していた通り延命治療はしないで、このまま最後まで施設でお世話になると決め承諾書にサインさせていただきました。
それを聞いた孫(私の姉の長男)が、毎日仕事終わりに施設へ寄り、寝ている母にゼリーや水分を食べさせてくれて今日現在まで命を繋いでくれています。(彼は言語聴覚士として医療機関で働いています) 施設の介護士も出来ないことなので特別に面会時間を過ぎても施設の人も待ってくれているようです。それでも昨日はゼリーひとつ食べさせるのに1時間かかったそうで、彼の負担も大変だろうと思うのですが出来ることはしたいと言うので本当に頭が下がります。
母も孫の〇〇君に愛情込めて食べさせてもらっているとは思ってもいないでしょう。毎日誰かが会いに行き、先月は姫路からも明日は宮崎からも孫たちが会いに来てくれて本当に幸せな母です。羨ましいくらいです。施設の方々も口々に幸せな母だと言ってくれて有り難い思いです。きっと天国の父もいましばらくは、微笑ましく見守ってくれているのでしょう。