前回のブログで触れましたが、5月末に「SSTR2023」というバイクイベントにエントリーいたしました。サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリーでSSTRです。
日の出に、本州から九州の太平洋側海岸(四国から来る人もいる)を出発して、同じ日の日の入りまでに日本海は石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」にゴールするという、公道を使ったラリーです。
一応ラリーですので、ゴールまでの間にチェックポイント(道の駅等)で通過記録を取らねばならない縛りがあります。
私の実弟と取引先の元社員であるI氏の3人で、出発地を小田原に定めて更に、高速道路は一切乗らず一般道だけで挑戦する事といたしました。
私はセローという名のバイクで参加なので高速道路は乗れるのですが、実弟はスーパーカブ90、I氏はXT125と、二人とも原付2種で挑戦するので高速道路には乗れません。従って高速道路は乗らないのではなく、乗れないと言った方が正確です。さらには無料であっても、自動車専用道路となっている区間は走れません。
関東の太平洋側から石川県へ行くには、南・中央・北の各アルプスの合間を縫って走らねばならないのですが、どうやら長野と岐阜の県境となる安房峠(旧道)を越えるのが最短コースのようです。但し、標高は1,700メートルもあります。
原付バイクできつい坂道を上るのも一苦労ですが、二人のバイクは昭和時代のキャブレターを抱えておりますので、安房峠標高1,700メートルの気圧条件でエンジンがちゃんと回る保証はありません。その場でキャブレターの調整がうまくいくかどうかも心配です。
工具やら、予備燃料など重たいものは私が引き受けるとしても、いざとなったら二人を山中に置き去りにし、自分だけがゴールしようかとも考えています(嘘です)
糸魚川から日本海沿岸を石川県に向けて走った方が平らなのですが、相当遠回りになるのでこんどは日没に間に合うかどうかが心配です。
ゴール後は氷見に移動して一泊しますが、実は行ったら帰るというのがこのイベントの一番辛いところ。
ゴールを目指すモチベーションを失った翌朝は、家までの距離が気分的に往路の倍くらい感じるかもしれません。
とにかく、安全第一で頑張ってみようと思います。