我が家の一人娘は小３になりましたが、一人で留守番するのが苦手です。
怖いし、淋しいからだそうです。
小３ともなると塾や習い事も増え、徐々に学童に来る同級生の数も少なくなってきたようですが、こういった事情により、いまだにほぼ毎日放課後は学童で過ごしています。

そんな娘が、塾に通いたいと言い出しました。
その塾は隣りの駅にある為、入塾テストは、週末に親が付き添って行きました。
大変散々な結果で、だからこそ入塾が許された(たくさん課金するのではと見込まれた？)のではないかと、親としては何とも複雑な心持ちとなりましたが、本人の強い希望がありましたので、「平日の授業は一人で電車に乗って通う」という条件で、体験授業を受けてみることになりました。
ほんの数か月前まで、友達と遊びに出かけて、帰り方がわからないと電話口で泣いていた娘が、自分ひとりで電車に乗って通うというのです…(汗)。

週末に、自宅から塾までのポイントを入念にチェックして、少し後方から付き添って一人でたどり着けるのかテストもしました。
無事にたどりつくことができたので、学校から帰宅して、着替え、宿題、翌日のしたくを済ませ、おやつと歯磨きをして、出発する時間まで一人で過ごすことになりました。
授業に遅れないよう､タイムスケジュールも十分に確認し、注意点をノートにまとめさせました。
あとは、やることを済ませて時間通りに塾に行くだけ…。

当日は、昼休みからそわそわして娘のキッズケータイにメッセージを送っていました。
そろそろ自宅出発の時間という頃に、娘から「もうついた」とのメッセージが入っていました。
なんと授業が始まる１時間も前です。

あまりの淋しさに耐え切れずに、早めに家を出発していたのです…。
塾では自習室で漢字のプリントをもらって取り組んでいたとのことでしたので、塾には迷惑をかけしてしまいましたが、本人的には有意義な時間を過ごせていたようです。
授業も楽しかったとのこと。

塾に通う以上は、学校の宿題以外に塾の宿題もきちんとやらなくてはならないこと、時間を上手にやりくりする必要があることを言い聞かせましたが、きちんと続けられるかどうか…。

親としては不安だらけですが、ひとまず、自立の第一歩でしょうか。