本日11月7日は立冬です。
近年は季節の変動も一日の寒暖差も激しい日々が多く、数十年振りとか観測史上初めてという様な形容句が良く見られますが、外出する際の準備においても、着るものの選択に悩む人が多いのではないかと思います。
さて一昨日の土曜日に、家内の母の一周忌を、近くのお寺で家族のみで行いました。無事に滞りなく終わり、娘も来ていたので、やはり近くにある私の母の墓参りにも三名で参りました。
二人の母の供養をすることができて、気持ちもすっきりとしました。
ところでその近くのお寺なのですが、海外からの観光客が大勢押し寄せて来ており、いささか驚きました。アジア系の方、欧米系の方、いずれも団体や家族連れの様ですが、これに加えて多数の日本人がこのお寺や近くの別のお宮や軽食店などをぐるぐると巡っており、我家の玄関前でも「この緑道に行くにはどうしたら良いか」などの道案内があったりして、早くも人の移動のフェイズががらっと移り変わったことを実感しました。
コロナ禍の前までは、我家の周りはいわば名所巡りのエリアとなっており、それが久し振りに復活した様です。かつて鎌倉に観光に行った際、そこに住んでいる人はどの様な気持ちなんだろうなと考えたりもしましたが、自宅の周りが人気の観光地であるというのは、悪い気はしないものの、あまりにも人通りが多いと、車の出し入れ一つにも時間が掛かったりします。
円安が加速度的に進み、海外からの観光客にとってみれば、日本は美味しいものも多く、格安で観光ができる魅力ある存在なのかもしれません。
まだマスク着用の彼我の感覚差は大きいようですが(日本に来る人たちは、その辺りの日本社会の特殊事情については、一応注意を受けているようです)、この様な異文化交流によって、我々も自分達自身のことを見詰め直すきっかけともなれば、またそれも意義あるものと考えます。
国際的にも極めて不安定な時代となっていますが、せめて感染症については、少しでも早く本当の平時を取戻す事ができれば良いですね!