連休、いくつかミッションをこなすために帰省しました。

そのうちの一つが、現在無人となっている母親の実家の中の確認（のお供）です。

長引くコロナ禍や母親きょうだいの高齢化、それぞれ住まいが遠方ということもあって、ここ３年ほどは使っていなかったとのこと。さすがに廃墟にはなっていませんでしたが、そこそこの山地にあるため、家に辿り着くまでにまず伸び放題の草木を刈らねばという状況。

入ってみると、少々かび臭いものの、恐れていたヘビの姿はなく一安心しました（抜け殻や怪しげな畳の染みはありましたが…あと日当たりの良い道路脇にはひょっこり姿を現していましたが…）。雪の重みで家がつぶれてもおらず良かったです。

祖父方のお墓は家の背に位置する山中にありますが、人が入らないためすっかり道はなくなっており、なんとか車で行ける祖母方のお墓だけお参りしてきました。

今後家もお墓もどうするのか。きょうだいで、ここ１５年ほど続けてきた管理体制の見直しをしているそうです。

日本のあちこちではこんな感じなのでしょうか。

昔むかし人が開拓した地が、また自然に還っていく。

でも祖父母の家が無くなってしまうのは寂しいです。帰りに温泉に浸かりながらちょっとしんみりしました。