何年か前に流行った「大人のぬり絵」、私も当時やりましたが、どうしても小学生のときの色鉛筆24色では思うような仕上がりにならず、いつしかやらなくなっていました。
グラデーションにはどうしても色が足りない!濃く乗らない!つるつるてかてかしてる!このピンクじゃ幅がない!など、不満のもとは分かっていました。しかしそれを解消するには新しい色鉛筆を手に入れなければならず、そのためのあれこれをする余裕が当時はありませんでした(お金はちゃんとありましたよ!)。
それが最近になって再燃。
リニューアルした国立西洋美術館での現企画展(これから行く予定)の展示品からいくつか紹介されていた絵が素敵だったことと、今は日が長いので帰宅時も明るく、天候に恵まれればその日ごとに綺麗に染まった空が見られることで、私の中で何かが燃え上がったのでしょう!!
今なら新しい色鉛筆の選定ができるんじゃないか!?
ということで、早速色鉛筆探しを開始しました。何種類か試したり好みの色合いのセットを物色したり、いろんな画風の下絵にいろんな塗り方を試してみたりと、現在楽しく過ごしています。
使ってみると色鉛筆はメーカーによって個性があり、その時の気分や狙いの仕上がり次第で使い分けをしたくなりそうです(紙までこだわり出しそうです)。というわけで、あちこちの全色セットを安易に買わないようコレクター気質を抑えて選んでいますが、既に危険領域に入っている感はあります…。
基本の36色に買い足していくのが日常的には使いやすそうですが、並んだ綺麗な色たちを眺めているだけでも美しくて心癒されます。全色セットが私を誘います…。
ただ、使うともっと素敵です!長く使える画材なので、この先ずっと手元においておける点も嬉しい。小学生からの付き合いの24色セットと共に、これからも細く長く楽しみたいと思います。