先週公園で舞い散る桜の花を見ていたら、代わりに出てきた桜葉を見て、食いしん坊な私は、桜餅(道明寺)を思い浮かべ塩漬の櫻葉が味覚に広がった。

ここ数年、和菓子の良さが更に分かってきた気がする。

和菓子は、そこはかとなく、控えめではあるが、口にするとはっきりとした存在感が有り、四季折々の気候や空気感を感じられ、とても趣深いもの。

お彼岸のぼたもち(春咲く牡丹が名の由来)の時期は、そろそろ終わりであるが、5月は端午の節句の柏餅がやって来る。

更に初夏に向かい水羊羹がスタンバイしている。

和菓子と一緒に頂く飲み物は、緑茶が一般的だが紅茶、コーヒーでも無糖であれば、両方を引き立てられる。

毎月次から次へと季節の和菓子がやって来て、楽しみだなぁーと妄想をする私は、現在メタボメーターを振り切った特殊事情により和菓子をはじめとする糖類全般の摂取自己規制中なのである。