1月14日より上野の国立科学博物館で『ポンペイ展』が開催されています。
チケットを予約して近々行きたいと思っています。
ポンペイは古代ローマ帝国の人口約1万人の地方都市でしたが、西暦79年に火山の噴火により
高温の火砕流に襲われ、その後5~6mの火山灰が降り注ぎ一夜にして消えてしまいました。
現在でも発掘が続いているそうですが、今回イタリアから壁画や工芸品の他、食器や調理器具などの
日用品がやってきて展示されているのです。
子供の頃に図鑑でポンペイの事を知り、いつか行ってみたいと思っていて、大分前ですが友人を誘って
一度訪れた事があります。
今から2千年くらい前という事は日本は弥生時代です。ポンペイはとても繁栄していて街が形成され、
商店や娯楽施設の他に警察署や裁判所に該当するものもあったとか。
私が遺跡を訪れた日は当日の明け方まで大雨が降っていて遺跡の入口付近には水が5cm程溜まり、
靴に水が入らないように渡してある板の上をそっと歩いて行ったのですが、
中に入ると石畳の道は分からない程度の緩やかなかまぼこ型になっていて、雨水が側溝に流れていく
仕組みになっており水たまりはありませんでした。
現代よりも2千年前の方が道路事情が良かった事になります。ローマ帝国すごいです。
海外旅行はまだしばらく行けそうもありませんから。
興味のある方はぜひ。