私の妻の話です。
ある日、車を運転中に信号機のない横断歩道にさしかかり、近くにご高齢の方がいました。
妻は車を減速し、ご高齢者が横断歩道を渡りたいのかどうか様子を窺っていたのですが、
どうやら渡る意思がないと判断し、一時停止をしないまま横断歩道を通過したところ、
待機していた警察に止められ、罰金を課されたとのことでした。

信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時には、車は一時停止しなければなりません。
一方で、（妻からの話だけで判断はできませんが）私の経験でも、歩行者側にも明確な横断の
意思表示が必要となる場合があるのではないかと思います。

JAFで、横断歩道での車の一時停止率を毎年調査しているそうで（JAF職員が自ら横断歩行者と
なって調査するそうです）、停止率の全国平均は、何と30.6％とのことです。
とても低いですね。

しばらくの間、妻は、その横断歩道を通る度に、その日のできごとを悔しそうに話していました。
人と地域に優しい運転を心掛けたいものです。