最近の家電製品の進化は凄まじく、AI機能を搭載したエアコンやロボット掃除機など様々に登場しています。感覚的に10年単位どころか5年単位で新しいモノが登場しているような気がします。
近い将来、大きく取り上げられると思っているものが「調味料プリンター」です。紙にインクを印刷をするように”味”をプリントする、いわば調味家電です。
これは、フードテックベンチャー・ルナロボティクスが実用化を進める「colony」(コロニー)という製品です。内容は、醤油やみりんなど数種類の調味料カートリッジを本体に取り込み、指示通りの量を出力します。私が某経済番組で見たのは、白米おにぎりに梅の味をプリントしていました。調味料の組み合わせや、配合比率によって膨大な種類の味わいを生み出せるとのこと。名店の味や懐かしの味が再現できるかもしれません。また、アレルギーがある人でも味わうことができるようで、家電の進化もここまで来ているかと感銘しました。