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社内ブログ

フォースアウト

  • 2021.09.21
  • 投稿者:さんこん

久しぶりにプロ野球のことを書きたいと思います。パリーグは、ロッテ(1974年よりリーグ

優勝なし)、オリックス(1996年よりリーグ優勝なし)、楽天と普段優勝争いをしないチーム

が争っており、セリーグも、阪神、ヤクルト、巨人の三つ巴で優勝を争っており、面白いペナ

ントレースが続いています。

 

9月13日に、審判の判定ミスによる面白い展開があったので、ここでご紹介したいと思います。

野球のルールを多少知っている方なら直ぐにおかしい事に気づくはずです。

ヤクルト対中日戦で、1点を追う9回に珍事が起きました。1死1、2塁の場面で代打・川端選手

がぼてぼてのセカンドゴロを打ちました。2塁手は捕球した地点に近づいてきた1塁走者・西浦選

手にタッチしようとしたが、西浦選手が逆走し始めたので1塁に送球しました。その間のタイムロ

スもあり1塁はセーフ。そこで1塁手は直ぐに2塁に送球。走者・西浦選手は1塁に戻ることが出

来ないので、遊撃手がベースを踏めばフォースアウトで2アウトになるはずでした。でも、遊撃手

はベースを踏まずに、走者・西浦選手が1塁に戻ろうとしたので、本能的に挟殺プレーを選んでし

まいました。その後1塁手の進言で遊撃手は2塁ベースを踏むも、目の前で見ていた2塁塁審はア

ウトのコールをせずに試合続行。そこで、3塁ランナーがホームに突っ込みタッチアウトで2アウ

ト。2アウト1、2塁で試合続行となったところで、中日の与田監督がリプレイ検証を要求し、検

証の結果、2塁走者・西浦選手がアウトとなり試合終了となりました。これに納得のいかないヤク

ルト高津監督が15分に渡る猛抗議をしましたが、判定は覆りませんでした。高津監督とすれば、遊

撃手がベースを踏んだ時点でフォースアウトのコールがあれば、3塁ランナーはホームに突っ込ま

なかった。2アウト1、3塁で試合を再開して欲しいという抗議のようでした。

翌14日に、セリーグとNPBの審判部が、ヤクルト球団に状況の説明を行ったとの事です。

「2塁塁審が1塁のセーフを見落とした」

何か言い訳にしか思えませんが・・・

 

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