小笠原諸島にある無人島の火山島で父島の西北西約130㎞に位置する「西之島」が、2013年11月
以降の噴火で、面積が0.29㎡から2.89㎡まで拡大しているというニュースを聞き及んでいましたが、
8月13日に今度は、硫黄島の南約50㎞、南硫黄島の北5㎞にある海底火山「福徳岡ノ場」が噴火した
と言うニュースがありました。ここは、過去にも噴火を繰り返しており、1904年、1914年、1986年
には、島を形成したこともあるとの事です。1914年の噴火では、高さ300m、周囲11.8㎞の島となり
新硫黄島と呼ばれていたようですが、波浪の浸食により海没し現在に至っていました。今回も島を
形成しているようですが、噴火物が溶岩ではなく、軽石で出来ている為になかなか島として永続で
きないようです。でも、太平洋の真ん中で、4,000m級の火山と考えただけでもロマンがあります。
地球は生きているんだと実感できる今回のニュースは、なんだか明日からの活力になりそうです。