毎週木曜日は、私が現在会長職を務めている「東京中央ロータリークラブ」の例会日です。
例会は12:30より開始し、最初の30分は私の挨拶から始まって、伝達事項や各委員会などの報告事項、そして表彰などがあり、後半の30分は各界の著名人などをお呼びして講演をして戴きます。
これに「理事会」や「協議会」、或いは各「委員会」などが随時あり、また内外のお客さんのおもてなしや対応などがありますので、それなりの準備や労力を常に要します。
さてロータリークラブは、大雑把に言うと全世界で約120万人の会員と約3万のクラブがあり、それらは約500強の「地区」に分かれています。その内、日本には34の地区があり、会員総数は8万5千人程、クラブ数は2千程あります。
そしてまたその内、東京をベースとする地区は2つ~2750地区と2580地区があります。この二つの内、我がクラブが属しているのは「2750地区」で、これが9つのグループに分かれています。
因みにその中の一つは、グアム・サイパン・パラオ・ミクロネシアなどの太平洋地域をベースとする「パシフィックベイスングループ」ですが、残りは全て東京都内にあります。そして2750地区には98クラブがあり、約4500人の会員がいます。
また我がクラブが属するのは「銀座・日本橋グループ」で、13のクラブがあり、約千人の会員がいます。
以上を見ればお分かりの通り、世界的にも国内でも大体一つの地区には60程度のクラブがあり、一つのクラブの平均会員数は40名程度です。その中で我がクラブが属する銀座・日本橋グループには、国内でも指折りのビッグクラブが3つもあり、平均会員数を押し上げています。
その三つの内の一つが、我が「東京中央ロータリークラブ」で、会員数は200名弱、毎週帝国ホテルを拠点に、例会その他の活動を行っています。
さて先日の9月5日の木曜日は「ガバナー訪問日」でした。ガバナーとは地区のリーダーですが、2750地区にある98のクラブを全て訪問するのが、一つの大きな仕事です。
ガバナーが来る時には、二つ以上のクラブが特別に合同で例会を行う場合も多いのですが、それでも太平洋地域にあるクラブまで全部回るというのは、相当に過酷なミッションです。
先週木曜日は10時30分より「懇談会」として、ガバナーに対する活動や現況の報告、そして質疑応答などが1時間あり、その後色々な打合せを経て例会を行いました。例会の始まりには、私がガバナー訪問歓迎の挨拶を行い、後半はガバナーのスピーチがありましたが、和やかで有意義なひと時であったかと思います。
一つの大きなイベントが終わりましたが、これからも幾つかの「夜間例会」などに加えて、各種の会合や打合せ、そしてロータリーの本旨であるチャリティ事業や社会貢献などがあります。
来年6月までの任期ですが、私の本業は当然この会社のリーダーである事を常に念頭に置いて、まずは変わらずそこに全力を尽くすと共に、当社の事業にも多大な貢献をしてくれているクラブの多くの仲間の為にも、ロータリー活動に対してもベストを尽くして参りたいと思います。
この両立をしっかりと行うことができる様に、心身の良いコンディション作りを心掛けて、社員の方々や取引先並びにロータリーの会員の双方のお役に立てる様に、これからも楽しく活動して参ります!