早くも1カ月前となった正月、実家に帰った際に母から父の遺品となった冬物のブレザーを託されました。
今から28年前、父の還暦祝いに私が送ったバーバリーのダブルブレストブレザーです。
当時31歳の自分としては、よく奮発したものだと思います。
その自分が来年還暦を迎えるタイミングで、これを受け継ぐ事になるとは当時考えてもみませんでした。
羽織ってみると袖が短いものの肩が入るので、着られないことはない。
ダメもとで、正月明けに銀座の洋服直し専門店に持ち込んでリフォームの相談をして参りました。
袖は折皺が残るものの、2センチ程度出せるとの事。
皺もストーリーと思い、預ける事といたしました。
先週仕上がり、心配していた袖の折皺も全く気にならないレベルでしたので、ゴルフ場へ着て行こうと思います。
さて、このブレザーがもし子供の還暦に渡るとなると今から33年後。私は90歳を超える事になるので、彼が着たいと言うなら30歳超えたあたりで譲りましょう。
但し、今度は身幅をかなり詰めてもらう事になりそうですが。