10月の某試験の受験準備のため、週末は自宅近くの図書館に行っています。
区立の図書館で大きな公園も併設されていて、そこでは子供たちが自然と触れ合うイベントも開催されているらしく、親子連れでいつも賑わっています。
先週の日曜日も午後から図書館へ行き(図書館はとても静か)、途中でひと休みしようと缶コーヒーを買って公園の方へ歩いて行ったところ、5歳くらいの男の子がにこにこしながら近付いてきて
「ねぇ見て、ダンゴ虫。ほらー。」と言って、私の前に手のひらを差し出してきたのです。
私、小さい子供が少々苦手なのと、虫も駄目なタイプでして、咄嗟の事で何と言っていいのか分からず黙ったままになってしまいました。すると少し離れたところからその男の子のお姉ちゃんと思われる子が走ってきて私の事をキッと睨みつけ、男の子の腕を引っ張って連れて行ってしまったのです。
物騒な昨今、知らない大人と話をしてはいけないと親御さんや学校の先生から言われているのかも知れません。
でもお姉ちゃん、話し掛けてきたのは弟さんで私ではありませんよ、と思いモヤモヤしてしまいました。
図書館に戻ってから男の子の事を思い出し、キラキラした目をして嬉しそうにダンゴ虫を見せてくれたのに無視した形になってしまったので、可哀想な事をした、相手をしてあげたら良かったなんて考えていたら、その後勉強に集中できませんでした・・・。
一緒に虫探しをしてくれる大人が見つかりますように。