帝京大学ラグビー部が強すぎます。
大学ラグビー選手権準々決勝同志社大学戦を48-0、準決勝筑波大学戦を71-5そして決勝の早稲田大学戦では73-20といずれの試合も圧勝。
名将岩出監督退任後の初シーズンでこの結果です。
スクラムが強い、コンタクトプレーに強い、集散が速い、キックが正確。何より他校の学生に比べて皆精神的にも大人に見えます。
まるで社会人ラグビーチームのような感じ。
帝京大学のラグビー部では、3年生と4年生が寮の掃除や練習道具の整備を行っていて、下級生は授業優先を当たり前として、寮生活とチームに慣れるまで上級生が世話をし、練習環境を整えてあげているそうです。
全体練習よりも個々の練習に重きを置き、学生コーチというシステムで選手自身が練習メニューを考える。
昔の体育会系とは全く違う独自のシステムを岩出監督が導入して以来、大学選手権9連覇に続き、3年置いてまた2連覇。それも圧勝劇で。
プロ野球も新しい世代のスターの活躍は、今までの常識を大きく超えています。
古い常識に捕らわれた指導者が通用する時代は、とっくに過ぎ去っています。