小学校３年生になって早3ヵ月、娘の成績が伸び悩んでいます。
本人にも自覚があるようで、「３年生になってから、まだ100点を取っていない…」とのこと。
(親からすると､そういう次元ではないくらい「まずい状況」でしたが…)

先日、個人面談で先生から直接お話を伺いましたが、分析結果や対策は予めこちらで考えていたこととほぼ一致していました。
通常の計算や国語の読解は比較的できているが、時間の計算や文章問題、漢字が弱い。
漢字は、いくら言っても面倒がって最低限しか練習しませんし、ふりがなも書きません。何となく読めると、全て「わかっている」という都合のよい判断になってしまうようです。テストで書けないということが、全てを物語っているのですが…。
時間については、いくら声掛けしても日常的に時計を見る癖がつかないこと(いっそ、声掛けをやめて一度痛い思いをさせてやった方がいいのか…)、問題文は、まったく読まずに思い込みで回答している始末…(汗)。
また、授業参観でも、一人っ子でマイペースな性格なためか､先生からの一斉指示で動けないことが多く、個別に声掛けをしてもらっていることが多いです。

つまり、学習の姿勢がとても表面的で、他人事なのです。

そこで、まずは手始めとして、自分事として物事を捉えてもらえるように「おやつ」はただ与えるのではなく、自分で稼いで､自分で選ぶ方式に変更してみました。
毎日の宿題やピアノの練習、翌日の準備を完了したら、１日100円を渡し、新設した「おかしやさん」コーナーで買い物ができる方式です。
使い方は自分次第。少しずつ貯めて､備えるもよし､大物を買うもよし､また､全額使い果たしてみるもよし。もちろん、おつりのやり取りもします。

すると、以前よりも早めに課題を済ませるようになり、自分でお菓子を選んで､計算をして、自分事として真剣に買い物をしますし、おやつが足りないなどと不満を漏らすこともなくなったのです！

これまで様々な子育て本を読みましたが、やはり共通していることはいかに自主性を育てるかということです。
今後の成長は、何事にも自分事として取り組み､自走できるようになれるか否かにかかっています。
日々の小さな挫折と成功を繰り返しながら、何事も積極的な姿勢で取り組めるよう､必要に応じて親にできる工夫をしながら、フォローしていきたいと考えています。親も、日々勉強ですね…。