永らくダンロップのツーリングテントを愛用してきましたが、フライシート継ぎ目のシームテープが剥がれてまいりましたので、修理を計画しております。
家にはあと3つ控えがありますが、どれも悪天候に耐えうる性能を持ち合わせておらず、自他ともに認める雨男としては、やはり雨に強いダンロップの修理を急がねばなりません。
テント選びに大切な要素は、まず耐水性能であることに疑いの余地もありません。ただ耐水性能をフライシートの耐水数値だけで判断するのは危険です。
設営時間短さと全室の広さ、天井の高さや出入りに時間を要さないなどの構造的要素を考慮しないとなりません。
例えば、フックで吊り下げるインナーなら雨天時でも設営が簡単ですが、ポールをスリーブに通すインナーですと雨に濡れて途中からスリーブにポールが通らない事もありますし、撤収に至ってはポールを抜くのに相当の時間がかかり、結局ずぶ濡れ必至です。
前室は前後2か所ないと、食材やらの荷物の置き場と靴の置き場が一緒になり、手狭なうえに出入りに時間がかかり、結局荷物も靴も濡れてしまいます。
あらゆる点から考察してダンロップは良くできたテントなのですが、すでに廃盤となっていまして大変残念です。
天気が約束された一泊キャンプなら控えのテントでも十分なのですが。
修理についてはとっくにメーカー保証は切れていますので、どこか業者を探すか自分でやるか只今悩んでおります。